備忘録 - MBA at University of Bath

2019年、念願のMBA留学を開始した。この大きな環境変化の中で感じた事を書き留めておく。

街へ買い出し、中国人留学生との談話

 キャンパス内の売店で買えなかったものを揃える為、朝イチでBathの街中へと向かった。しかし、目当てにしていた物はほとんど見つけられないorその他理由により、揃えられなかった。ただ、街に出ることで当然選択肢は大幅に広がるし、どこにどんな店があるのかを大まかに把握できたので、次に行くときはもっと効率的に買い物ができると思われる。帰るときはバスが大幅に遅延しており、30分ほどバス停で重い荷物を抱えたまま立ち惚けを食らってしまい非常に疲れた。バス代が少しもったいないが、観光客が増える前にさっさと帰ってしまう方が賢いのかもしれない。

 昼過ぎに帰宅してから、Laundry Serviceの設定を整え、食べ物や身の回り品を学内の売店で買い進めた。昨日見なかった棚も見て、今後利用できそうな物も見つけた。ほんとにこの売店は便利だと思う。

 未紗ちゃんから紗英ちゃんがぐずって大変ということで、街中でライン通話したが、WIFIが不安定で余りまともに通話できず、逆にストレスを与えてしまったかもしれない。平日は日本時間の夜に電話するのが、うちの生活リズム的に好ましいのだが、こっちでやる事があって外出する時は難しい・・・。もう少し試行錯誤が必要そうだ。

 買い物をしているときに、思ったような物が揃わなくて、今後の生活に対し少し不安が生じ、ストレス値が一時的に上昇した。ただでさえ欲しいものがないのに、1年で帰国する事が決まっており、生活必需品は基本的に日本では揃っている事が制約条件になり、買い方が少しだけ難しくなっている。ある程度無駄になることは割り切って、ストレスを貯めないよう注意したい。

 俺は会社がそれなりの手当てを支給してくれるから、今のところ全然お金の心配をせずやっているけど、自費で貯金を切り崩して生活する学生の精神的なストレスは計り知れないと思う。

 夜は同じ階の学生に誘われて、キッチンで顔合わせをした。最終的に10人くらい集まったが、俺を除き全員中国人。専攻はみんなバラバラで、同じMBAの学生はいなかった。全員学部を卒業したてで、大学院をBathで取得するために来ているとのこと。なぜBathに来たのか等、色々聞きたいことがあり質問したが、答えに詰まると中国語で話し始めて分からなくなる為、うまく理解できないところがあった。しかし、それぞれが異国の大学で学位を納めるという負荷を自分にかけて、将来のステップアップにつなげたいと思っているようだった。大学を卒業したての頃の俺と比べて、みんな英語も堪能だし、海外経験がほとんど無い中で単身留学しようとする意志に感心した。2時間ほど9割中国語の中に晒されて中々きつかった。明日も集まろうと言われたが、英語で会話するようお願いをしてみよう。ちなみに、全員の目から俺の外見は同年代だと思われていたらしい。嬉しいような悲しいような。